脱毛の基礎知識

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顔や背中の脱毛とニキビについて

顔や背中に出来るニキビ

医療脱毛はニキビがあっても脱毛できるの?顔は不安を感じて心配ですよね。思春期に悩むことが多いニキビですが、最近は大人のニキビも増えています。

ニキビが出来る原因は色々とありますが、一般にニキビと言われるものは、皮脂腺の慢性的な炎症で尋常性ざ瘡という皮膚の病気です。

ニキビができる原因は毛穴のつまりで、思春期にできるニキビも大人になってからできるニキビも、毛穴の入口の角質が何らかの原因で増殖して皮脂が排出しきれず、毛穴がつまってしまうことが原因で起こります。
つまった皮脂が酸化し、アクネ菌が増殖することで肌の炎症がどんどん悪化していきます。

ニキビができやすい部分は、皮脂分泌が活発な顔、胸元、背中などですが、皮脂の分泌が活発になる原因として挙げられるのは成長ホルモンの影響、男性ホルモンの影響、他には現代社会ではほぼ避けられないストレス、紫外線の影響などがあります。

ニキビは、出来ている状態によって治療方法が異なります。
できてしまったニキビがどの程度の進行段階なのかを適切に診断して治療していく必要があります。

ニキビがあっても
脱毛できますか?

基本的にニキビが広範囲に出来ている場合のレーザー脱毛は出来ません。 レーザーを患部に照射することにより、更にニキビを悪化させてしまう可能性があるからです。

部分的に出来ている場合や炎症がそれほど強くない場合には、ニキビが出来ている部分のみを避けての照射も可能ですが、基本的にはニキビ治療をしっかりしてからのレーザー照射が安全です。

新宿クレアクリニックでは、お肌の状態をしっかり診てからレーザー照射が出来るか否かを判断していますので、ニキビが出来ている時はひとりで判断せずに、必ず診察を受けて下さい。

ニキビは上記の原因の他にも、肌への過度な刺激によっても出来ます。
ムダ毛処理のための頻繁なカミソリや毛抜き、除毛クリーム使用などで自己処理を繰り返していると肌荒れの原因になり、その部位から雑菌が入って結果ニキビが出来ることもあります。

ですので、ニキビそのものを作らないような綺麗なお肌にするためにも刺激は出来る限り避けましょう。
ムダ毛の自己処理をしなくても済むようになる医療レーザー脱毛は、実はニキビ予防にも大変効果的なのです。

脱毛によるメリット

とくにニキビができやすい顔、背中脱毛のメリットですが、顔の産毛はメラニン色素が含まれているため、産毛が生えたままにしていると肌がくすんで見え、化粧のノリも悪くなります。

顔の産毛を医療レーザーで脱毛し毛穴を綺麗にすることで毛穴がキュッと引き締まり、ニキビが出来にくいお肌に変わっていきます。

そして、自分では手がなかなか届かないためにお手入れも難しく、故にニキビができやすい背中。
ムダ毛も他の部位と比較すると密集しているため、他人からはよく目につきます。

背中も医療レーザー脱毛によってムダ毛をなくすることにより、ニキビの改善が期待出来る部位となります。
ニキビに悩んでいる方こそ、将来の美肌のために医療レーザー脱毛をしていくことをお勧めします。

脱毛中のニキビ予防

脱毛中のニキビを予防する方法としては、不必要な刺激は出来るだけ避けましょう。
毛抜きは勿論のこと、手動のカミソリより電動シェーバーを使用してください。自分の毛の流れにそって優しく剃りましょう。
その後は必ず保湿を徹底してください。また、体の洗い方もとても大事です。

患部は清潔にしなければなりませんが、脱毛直後の肌はとても敏感になっているので洗いすぎは逆によくありません。
洗うときは泡を使って優しく手洗いするのがベストです。清潔を保たなければとナイロンタオルなどでごしごし擦るのは絶対にやめて下さい。

また糖分や脂分の摂りすぎには気をつけ、刺激物は出来る限り避けましょう。

サプリメントなどで栄養を補うのもひとつの効果的な方法で、新宿クレアクリニックでは高濃度ビタミンCのクレアCというサプリメントをご用意しております。
通常のビタミミンCは水溶性なので、体内から一定時間を過ぎると排出されてしまいあまり効果的ではありません。
当院のクレアCは脂溶性ですので体内に長時間留まってくれ、より綺麗なお肌へと導いてくれます。

その他にも便秘を防ぐ、良質な睡眠をとりストレスを溜めないなど、一般的に言われていることはしっかりと守りましょう。
またタバコに含まれるニコチンは、血流の停滞をもたらします。肌の新陳代謝がしっかりと行われなくなると、ニキビ悪化の原因となります。

ニキビにお悩みの方はもちろん、美容を気にされている方は禁煙することが大切です。
ニキビは放置すると悪化し跡が残ってしまう可能性もありますので、日ごろからニキビが出来ないようにする習慣を身につけるようにしましょう。

脱毛後に生じやすい
「毛嚢炎」とは?

次に、ニキビと似ているようで違う脱毛後にできやすい毛嚢炎という皮膚炎について説明します。

レーザー脱毛は、毛根周辺の毛包や表皮にも熱ダメージを与えます。
健康なときは、皮膚にもともといる常在菌がバリア機能の役目をして肌を守ってくれていますが、レーザーを照射したあとは一時的にバリア機能の低下が起こりやすくなります。

結果、普段は常在菌として問題のないブドウ球菌が、ダメージを受けた毛包に入り込んできて、毛嚢炎というニキビと似た皮膚炎を起こしてしまいます。
見た目は白ニキビのように見えますが、ニキビはアクネ菌が原因で引き起こされるのに対し、毛嚢炎の原因は黄色ブドウ球菌や表皮ブドウ球菌です。

毛嚢炎はレーザー脱毛だけではなく、かみそりなどでの自己処理やナプキンかぶれなどで、毛包が少し傷ついただけで起きやすくなります。
基本的が起きやすい部位としては、皮脂が多く分泌される背中、顔。ムダ毛が濃く細菌が繁殖しやすいVIOなどです。

毛嚢炎は誰にでも起こりやすいので、強い赤みや痛みが出ていないうちはさほど心配することはありませんが、間違ったケアをすると悪化し、色素沈着の原因になることもあるので気をつけましょう。

「毛嚢炎」になってしまったら

基本はニキビと同じように患部を清潔にする、刺激を与えないのが一番大切になりますが、きちんとケアしていても毛嚢炎になりやすい方もいますので、出来てしまった際にはなるべく早めの受診をお願いしております。

毛嚢炎は軽度であれば、自己治癒力で自然に治ると言われていますが、広範囲にたくさん広がって増えてきた場合や、痛みや痒み、赤みがある場合は治療が必要となります。

また脱毛後の炎症を抑えるために副腎皮質ステロイド剤を用いることがあります。毛嚢炎にこのステロイドを塗りすぎると悪化させてしまうことがあります。

当院でのケア

当院では医師の診察のもと、このようなリスクもふまえて治療を行っているので問題ありませんが、様々なリスク回避のためにも、できてしまった時は自分で判断せずに早めの診察が大切です。

自宅では患部を清潔に保ち、潰したり引っ掻いたり余計な刺激を与えないようにして下さい。
間違ったケアをしたり治療をせずに放置しておくと、余計に悪化したり色素沈着などの原因になるので気をつけましょう。

毛嚢炎の治療には抗生物質の軟膏塗布、内服などでの治療が必要になり、肌の状態によって医師が適切な薬品を処方いたします。
必ず決められた用法、用量に従い、経過観察も大事にして下さい。

新宿クレアクリニックではもこのような診察費用、治療費も全て無料ですので、安心して脱毛を受けて頂くことができます。

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