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脱毛前後の飲酒は肌トラブルの原因?!脱毛の効果などを解説!

医療レーザー脱毛の施術前に飲酒をすることで、お肌を含め、様々なトラブルをひき起こすことが予測されます。
その為、お施術の当日は(飲酒してからご来院の方はかなり稀ですが)飲酒しないようお願いしております。
また、寝不足はお痛みを強く感じる原因となってしまいますので、前日もなるべく飲酒は控えて早めに就寝していただくのがお勧めです。
脱毛効果を最大限に出す為にも、当日は万全な体調でのご来院が望ましいと思います。

脱毛する前日に飲酒したら、どうなるの?

デメリット1 痛みを感じやすくなる

アルコールがどれくらいの時間で分解され体外へ排出されるかは、性別や年齢、または体質によっても違ってきますが、一般的にビール500ml(中ビン1本)ワイン2杯(1杯100ml)程度で、4~5時間かかると言われています。
アルコールを飲むとふわーっと気分が良くなり、笑気麻酔のように、何となくリラックスした状態で医療脱毛が出来そうと思われる方もいらっしゃると思います。
しかし、アルコールは血流を良くし肌の体温も上げてしますので、実際にはお肌は熱や刺激に敏感になっています。
その為、通常よりもレーザー照射をした際に熱く感じてしまう、または痛みを強く感じてしまう場合があります。
逆に感覚が麻痺して気持ちだけが大きくなり、実際は痛いのに気分的に大丈夫と感じてしまう、所謂酔っ払い状態になる場合もあります。
この場合は本来のレーザー照射レベルの正確な判断が出来ずに、火傷を引き起こすことも考えられます。

デメリット2 炎症が強く起こる

飲酒により血流がよくなり、一時的に体温が上がった状態でレーザー照射をしてしまうと、皮膚の炎症が強く出る可能性があります。
レーザーを照射することだけでも、お肌には軽い炎症が起きています。更にその炎症を強くし、赤みや痒み、腫れなどの症状が強く出てしまう可能性があります。

デメリット3 毛嚢炎・乾燥などの肌トラブルが起こる

アルコールを摂取すると、水分を摂っているのにかえって喉が渇いてしまったという経験がある方もいらっしゃると思います。
アルコールは体内の水分を奪ってしまうのでこのような症状が起こります。同じような症状は皮膚にも起きます。
皮膚の水分も同時に奪われていて、お肌は乾燥状態となっています。更にレーザー脱毛照射でお肌に炎症が起こり、お肌のバリア機能が低下してしまいますと、脱毛後の副作用の一種である毛嚢炎を引き起こす可能性が高くなってしまいます。
毛嚢炎は放置すると痕になりやすいので、なるべく起こさないようにお肌の事前ケアをしてあげることも大切です。

脱毛後に飲酒したら、どうなるの?

デメリット1

脱毛後の飲酒で考えられることは、脱毛前の飲酒とほぼ変わりません。医療レーザー後のお肌は炎症が起こっている状態になります。
アルコール摂取は血流を良くさせ、炎症を増長させます。
私の過去の経験では、医療脱毛後に大量に飲酒をして記憶を失い就寝。寝ている間に炎症した肌が痒くなったのだと思いますが、無意識の間に肌を搔いてしまったのか、朝見たら血だらけになっていた・・という経験があります。
血だらけというのは語弊がありますが、肌が傷つくと、ターンオーバーが正常になるまで時間がかかりますし、次回の脱毛時期にも影響が出る可能性がありますので、なるべく控えていただくのが無難です。

脱毛後はいつから飲酒は大丈夫なの?

可能であれば翌日からが望ましいと思いますが、少量であれば、(缶ビール1本程度)強い赤みや痒みがなければ大丈夫かと思います。但し入浴は控えてシャワーだけにして下さい。

飲酒してしまった場合どうしたらいいの?

脱毛前に飲酒してしまった場合

施術数時間前に大量に飲酒してしまった場合は、なるべくご予約の変更をお願いします。
過去に数名忘れてご来院し、普段よりお痛みが辛く、レーザー照射が続けられなったケースがございました。
ご予約のキャンセルは2日前までが基本のルールとなっております。体調不良の場合は当日のキャンセルも承っておりますが、飲酒で体調不良のキャンセルなどは避けていただければと思います。

脱毛後に飲酒してしまった場合

少量の飲酒であれば問題ありませんが、何か皮膚トラブルを感じた際には、電話、メール、LINEなどで必ずご連絡下さい。
クレアクリニックでは、診察料、薬品代などはすべて脱毛料金に含まれておりますので無料となっております。些細なことでもお気軽にご相談下さい。

その他脱毛前後に注意したいこと

注意したいこと1 日焼け

脱毛期間中に日焼けをしてしまうと、火傷や色素沈着の原因となってしまいます。
また、レーザーの出力をダウンさせねばならず、十分な脱毛効果が得られなくなります。
冬でも日焼け止めをしっかり塗って対策をしましょう。最近の紫外線対策は外からも内からもが基本です。
クレアクリニックでは飲む日焼け止め「ソルプロホワイト」の取り扱いがございます。これは内側から紫外線をカット、且つ、老化の最大の敵!糖化も防いでくれます。1年を通して紫外線対策はマストです。

注意したいこと2 予防接種

予防接種当日のレーザー照射は避けていただきます。
接種してから腫れや赤みが残っている場合は、症状が引いてからのご予約でお願い致します。
新型コロナワクチン接種の場合は、前後1週間空けてからのご予約をお願い致します。

注意したいこと3 入浴・運動・エステなど

医療レーザー照射当日は、入浴はやめていただきシャワーのみにしていただきます。
入浴は飲酒同様に血流を良くさせるので、脱毛により炎症している肌にダメージを与え、赤みや痒みを引き起こす可能性があります。
翌日からは入浴可能ですが、まだ赤みが気になる場合は、赤みが引くまではシャワーのみにしておきましょう。
また肌のバリア機能の低下により雑菌が入りやすくなっていますので、公共の入浴施設、プールなども1週間程度は控えてトラブル防止に努めて下さい。
汗をかくような激しい運動や、強いマッサージも同じく控えて下さい。
他の美容施術を受ける際には、何の施術を受けるのかによって目安が異なってきます。必ず申告ご相談下さい。

注意したいこと4 制汗剤塗布・薬の内服

制汗剤の使用は、レーザー脱毛後はお肌トラブルの原因となります。肌の赤みや痒みが落ち着いてから塗布するようにして下さい。
持病により飲んでいる薬、塗っているお薬がある場合は、基本的には主治医の指示に従って下さい。
ご不安な点がある場合はお気軽にご相談下さい。

まとめ

レーザー照射は医療行為です。健康診断の前にお酒は飲まないでしょうし、病院にお酒を飲んでいく人もいないと思います。
そのように考えていただければとてもシンプルなのですが、エステにいくような感覚でレーザー照射をしてしまうと、お肌のトラブルや照射時の痛みをひきおこし、照射が効果的に出来なくなってしまうこともあります。
1回1回の脱毛効果をしっかりと出し、リスクを軽減させるためにも、医療脱毛前には飲み会などの予定を入れるのは控えていただき、体調管理をしっかりして脱毛に臨んで下さい。
医療レーザー脱毛をして2週間後には1回綺麗に毛が抜け落ちます。
楽しい飲み会は医療脱毛後、2週間くらいあとを目安に予定して下さいね。

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