2017年6月12日
先日、中華街に行った際に中国茶を頂きました
見た目も鮮やかな『水中花藍(すいちゅうからん)』を選びました
お湯を注ぐと綺麗な花が咲きます
目でも楽しめる美しいお茶です
ここで水中花藍についてちょっとご紹介
1980年代に中国で考案された工芸茶は、細長く伸ばした1枚1枚の茶葉を
糸で束ねて中に花を入れ、飴玉のような形に包み込んで作られたお茶で、
造形茶とも呼ばれます
お湯を注ぐと1枚1枚の茶葉がゆっくりと開き、中から色鮮やかな花々が現れます
「水中花藍」は、新茶の新芽を使った白茶の中に、
千日紅・菊・ジャスミンの花が包み込まれており、
お湯に入れると茶葉の中から3色の花弁がゆらゆらと立ち上がってきます
一口飲むと爽やかなジャスミンの香りと、上品な甘みが後味に感じられます
渋味やクセはまったくなく、口当たりもいいので、
何杯でも飲みたくなる優しい味わいが魅力です
また、美肌効果が期待できる白茶・千日紅と、
体の熱を取る効果がある菊を組み合わせることで、
体に優しく働きかけてくれるのも嬉しいポイント
心身ともにリラックス&癒されるお茶です
ちなみに、私たちになじみが深い日本茶と中国茶の主な違いは味と香りです
日本茶は香りを控えめにして味を重視したお茶ですが、
中国茶は香りを重視しており、独特な香りを楽しめます
日本茶も中国茶も茶の木から作られていますが、
どうして味や香りに違いがでるのでしょうか
▽
▽
▽
その大きなポイントは製法です
茶葉を蒸して味を出す日本茶に対して中国茶は茶葉を煎る製法がポイント
製法が異なるため、見た目が似た緑茶でも中国茶の緑茶と
日本茶の緑茶では味や香りが違うものになります
また、お茶の淹れ方にも違いがあります
中国茶を淹れる時は高温のお湯を注ぎ、香りを堪能しますが、
日本茶は比較的低温のお湯で味をいかします。
中国茶は美容、健康、ダイエットにも効果があるので、
自分に合ったお茶を見つけてぜひリラックス感覚で試してみてください
それでは本日も皆さまのご来院を心よりお待ち申し上げております