2018年5月9日
みなさんこんにちは
最近、友人の赤ちゃんの生誕100日のお祝いで
地元である沖縄に帰省していました
そこで、ヤギ汁とヤギ刺を久しぶりに食べたのですが、
小さい頃は苦手でしたが、大人になったのか
美味しく食べることが出来ました
沖縄では、お祝い事にヤギ汁やヤギ刺が振舞われるのがポピュラーな文化
なのですが、みなさん、なかなかヤギ肉は馴染みがないですよね~!
かなりクセのあるお肉なので、好き嫌いがはっきり分かれます
なんだか見た目もグロデスクですよね(笑)
沖縄では、食用ヤギはヒージャーと呼ばれています
ヒージャーとは、「ヒゲのある動物」という意味だそうです。
一般的には白い色をしていますが、島ヒージャーと呼ばれる古くからいる
ヒージャーは小柄で色が付いています
沖縄では、ヒージャーグスイ(山羊料理は栄養価が高く薬となる)
といって昔から栄養補給源として役立っていました
台風などの自然災害によって食糧事情の変化が大きい沖縄では、
安定的な食糧としてヤギに対するニーズが高く、庭先で育てる文化が根付いたそうです
結婚式などの祝い事の際に飼っているヤギを親戚一同に振る舞ったり、
新築建設中のスラブ打ち(棟上式のようなもの)の際にヤギが食されたりしています
ヤギ肉は赤身が多く、低脂肪・高タンパク質でヘルシーな食材です
さらに、鉄・亜鉛が豊富なので、女性には嬉しい食材ですね
また、ヤギ汁の臭みを消すためにフーチバー(ニシヨモギ)
が添えられて出てくることがあります
フーチバーは本土のヨモギと違い、柔らかく苦味も少ないため、
汁物やソバにそのままトッピングすることができます
香りも良いので、炊き込みご飯や天ぷらなどでも美味しくいただけます
栄養面もとても優れており、各種ビタミンやカルシウム、カリウム、鉄分などを豊富に含み、
中でも鉄分、カリウム、ビタミンKは野菜類の中でも上位クラスの含有量だそうです
また、カロテンについては、ほうれん草よりも多く含まれています
みなさんも、機会があればヤギ肉に挑戦してみてはいかがでしょうか