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2018年12月5日
みなさまこんにちは
ぎんなんには、カロテン、ビタミンC、カリウムなどが豊富に含まれています。 カロテンは抗酸化作用があり、体内の酸化を予防してくれます。
また、体内でビタミンAに変換され、粘膜保護をしてくれるなどの働きもあります。
ビタミンCにも抗酸化作用があります。
また、コラーゲンの生成を促したり、身体の免疫を高める働きがあります。
カリウムは、体内にたまった老廃物や余分なナトリウムを体外へ排出する働きがあります。
ぎんなんは種の胚乳というだけあって、多くの栄養素が含まれているんです。
銀杏中毒には注意を
ぎんなん中毒という言葉を聞いたこと有りますか?
ぎんなんを食べ過ぎると、めまいや嘔吐、ひどいと痙攣などの症状が起こることです。
特に小さなお子さんに発症することが多いと言われています。
これは、ぎんなんに含まれる「ギンコトキシン(メチルピリドキシン)」
という物質が影響しています。
この物質は、ビタミンB6とよく似た構造していて、ビタミンB6の活性を邪魔してしまうことで、神経伝達物質のバランスが崩れ、中毒症状が現れます。
ぎんなんを食べる量は、小さなお子さんは5粒まで、大人でも10〜15粒までにしましょう