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アスリート脱毛とは?得られる効果とは?

皆さんはアスリート脱毛やスポーツ脱毛という言葉を耳にしたことはありますか?

最近ではテレビやSNSでスポーツ選手が脱毛していると公言していることもあり、スポーツ選手に脱毛されている方が多いことはよく知られるようになっていますよね。
ムダ毛があるとパフォーマンスに大きく影響を及ぼすそうです。

アスリートではなくても、最近では筋トレやヨガブームがあったので、流れに乗って運動を始めたり、コロナ禍でランニングなどの運動をするようになり、毛が気になりだした方も多いのではないでしょうか?
ここではアスリート脱毛をメインにご紹介いたしますが、運動と医療脱毛の関係、運動をしている方における脱毛のメリットやデメリットも含めてご紹介いたしますので、フィットネス愛好家の方も是非読んでみてください。

アスリート脱毛の概要

1. アスリート脱毛とは?

アスリート脱毛とは、スポーツ選手における脱毛の事です。
観衆から注目されるアスリートは見た目の美しさの観点や、コンマ1秒を争う競技では水や空気抵抗を受けないため、また汗をかいたときの蒸れを抑え競技に集中するためなど、様々な目的から脱毛される方が多いとされています。

2. アスリート脱毛の目的

・見た目の美しさ

女性アスリートの方でムダ毛がボーボーに生えている…なんて方はほとんど見ることはないですよね。
大勢の観衆から注目されるアスリートは、陸上などの露出の多いユニホームを着る競技は特に、見た目のエチケットから脱毛される方が多いです。
新体操やフィギュアスケートなどの見た目の美しさを競う競技では、尚更お手入れは必要不可欠です。
最近では女性でもボディビルをされていらっしゃる方もおりますが、身体を見せる競技の為、全身くまなくお手入れされていらっしゃいますね。

また、相手と接触する可能性のあるスポーツもエチケット目的で脱毛をされていらっしゃるようです。
ジムで身体を動かしたいという方も、意外とマシーンとマシーンの距離が近く、隣の人のムダ毛が気になったことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ジムやヨガスタジオなどに行く際はエチケットとしても、しっかりケアしておきたいですね。



・タイムを縮める、パフォーマンス向上

競泳や、競輪などコンマ1秒を争っている方は毛によって生じる水抵抗や空気抵抗まで無くしたいと考える方が多いようです。
競輪では毛を剃っている場合、7%も空気抵抗を軽減する事がわかっているようです。
タイムを競わないアーティスティックスイミングなどでも、抵抗を受けない分動きがスムーズになったりします。
上記のように見た目の美しさで全身の毛を剃られる方がいらっしゃいますが、毛があることで「見られてるかも…」と気になってしまい、集中力が欠けてしまうために脱毛される方もいらっしゃるようです。

また、VIOや脇などの毛の濃い部分は蒸れやすくなりますので、同時に臭いも気になる部分です。蒸れや臭いで集中力を欠いてしまいますよね。
そしてVIOの毛は伸びたままにしておくと、ショーツに挟まり毛が引っ張られストレスを感じることもあるかもしれません。

このようにストレスを感じる部分のケアをしているだけで、パフォーマンスが向上しそうですよね。
このストレスはアスリートの方のみではなく、フィットネス愛好家の方も感じたことのあるストレスではないでしょうか?
汗を気持ちよくかきたいのに蒸れて臭いが気になって集中できないのは嫌ですよね。

・テーピングなどの着脱が楽

アスリートと怪我は切り離せないものですし、怪我した部分をサポートする為のテーピング、予防のためのテーピング、湿布、つぼ膏、チタンテープなどのアスリートの方が身体に貼るものは色々ありますよね。

テーピングなど体へ貼るものは毛がないと皮膚との密着度合が大きく違ってきます。
また、剥がすときにも毛が引っ張られて痛い思いをしなくて済むので、よくテーピングを行う部位は脱毛でも選ばれる人気の部位です。




・処理にかかる時間を短縮できる

アスリートの方は大会に合わせて毛を無くしておきたい方が多いですが、脱毛をされていないと、大会前のたびに自己処理をしなければならず、一番集中したい限られた時間を奪われてしまいます。
それに比べて、脱毛を完了していると、毛にかけていた時間は競技に集中する時間にあてられますし、脱毛の途中だったとしても、脱毛前に比べると毛が細くなり密集率も下がりますので、かなり自己処理しやすくなり、処理の時間が短縮できます。
医療脱毛は特に減るまでの回数がすくなく済みますので、比較的短期間で来院回数が少なく、自己処理にかかっていた時間から解放されます。

アスリート脱毛のメリット

1. スポーツパフォーマンス向上

身体のムダ毛がなくなると、空気抵抗や水抵抗を軽減させることが出来ますので、競泳や競輪の選手の方はタイムを縮める事に繋がります。
また、汗をかきVIOの蒸れから生じる臭いや、毛がショーツに挟まって感じるストレスが軽減され競技に集中できますので、パフォーマンスが向上します。

毛がなくなると見た目に清潔感がでますので、近年では見栄えも評価につながる競技には必要不可欠になっています。
観衆から毛をみられてないかなと気にすることもなくなりますので、余計なことを考えずに競技に集中できることでもパフォーマンス向上につながります。

2. ケアの手間軽減

アスリートの方は大会に合わせてムダ毛を処理すると思いますが、脱毛していないと大会前の貴重な時間の中、ムダ毛を自己処理しなければならなくなります。
大事な時間を毛に奪われたくありませんよね。
医療脱毛は永久的に毛が生えなくなりますので、一度完了すると毛の処理をする必要がなくなりますので、毛の処理の手間を省くことが出来ます。

また、接触のある競技では日々の練習中も毛の処理をされている方が多いと思いますが、毛が生える度にケアをすることもなくなりますので、毛に取られていた時間を競技に費やす時間に当てたり、身体をゆっくり休めるリラックスタイムに当てることもできます。
自己処理がなくなることで、自己処理の際に、剃刀の刃によって傷を作るリスクもなくなります。

脱毛完了するまでには来院回数が必要ですが、医療脱毛は強さが強い分来院回数が少なく、脱毛を完了させることが出来ます。
なかなか時間の取れないアスリートの方には医療脱毛が大変お勧めです。

3. 衛生面の向上

アスリートの方はよく汗をかきますので、特にVIOは蒸れて臭いが気になったりします。
生理にあたると特に臭いが気になりますよね。
脱毛によって毛が無くなっていくことで、蒸れを軽減し、臭いを抑制することが出来ますので、衛生面が向上します。

また、毛が無くなることで不必要な毛穴が縮まりますので、毛穴で繁殖する細菌も予防する事が出来ます。
その為、脱毛によって肌荒れや臭いの元を軽減する事が出来るのです。

アスリート脱毛のデメリット

1. 費用面

医療脱毛は自己処理に比べると大変コストがかかります。
元々の毛量やどのくらいまで減らしていきたいのかの目標によってかかる回数が変わってきます。

元々毛が濃い方やしっかり減らしていきたい方は少しコストがかかると思って頂いた方が良いかもしれません。
しかし脱毛は完了してしまえば一生ものですので、自己処理の時間を無くすことができます。少しでも気になるようでしたら、早めに初めて頂くのがベストかと思います。

2. 痛みと副作用

医療脱毛はサロン脱毛に比べると、高出力で照射致しますので、その分痛みが伴う可能性が高いです。
高出力で照射できると効果実感までのスピードが速いと思いますが、お痛みが辛ければ強さの調節が可能です。

当院では鎮痛剤での痛みの緩和方法もございますが、お薬を飲めないアスリートの方もいらっしゃるかと思います。
照射方法の変更やクーリングなどのご用意もあります。
初めての施術時はお痛みにはご不安あるかと思いますが、その都度お気軽にご相談下さいませ。

レーザーの副作用として、火傷・毛嚢炎がございます。火傷になってしまうと皮膚症状と共に痛みやヒリツキがあり、毛嚢炎になると痒みや痛みが伴います。
大会前にこのような状態になってしまうと、折角毛が無くなっても競技に集中できなくなってしまいますね。
もし、このような症状がみられてしまった場合でも、1ヶ月程あれば痛みや痒みは無くなることがほとんどです。

また、毛の抜け落ちも3週間ほどで反応した全ての毛が抜け落ちる時期にあたり、3週間後から1ヶ月後程度が一番毛の生えていない綺麗な時期に当たります。
その為、大会前に脱毛を検討されている場合は1ヶ月前にご来院頂くことをお勧めいたします。

3. 施術期間と回数

アスリート脱毛に必要な施術期間と回数は個人差がありますが、一般的には6か月から1年半程度の期間が必要とされています。
これは毛の成長サイクルに合わせて脱毛を行うためで、1回の施術では全ての毛を処理することはできません。

そのため、一定期間をおいて複数回の施術を行い、徐々に毛を薄くしていく必要があります。
また施術回数は毛の量や濃さ、毛の色、肌の色によって変わるため、医療機関で相談することが大切です。

また、脱毛の方法によっても異なってきます。
医療脱毛の場合は1回でも多くの毛を処理することができるため、施術回数が少なくて済みます。

アスリート脱毛の方法

1. レーザー脱毛

毛の濃さや皮膚状態、どの程度まで減らしていきたいかの目標によっても回数は異なってきますが、医療脱毛の場合5-10回で脱毛を完了される方がほとんどです。
医療の場合は機械の照射パワーが強いので、短期間(3年程度)・少ない回数で完了する事が出来ます。

2. 光脱毛

医療に比べると機械の照射パワーが下がりますので、どうしても回数がかかります。
サロンで12-18回施術された後、まだ思ったより減らないので、医療に切り替えに来ましたなんて方も結構多いです。

どうしても1回1回の照射期間は空けなければ脱毛できませんので、ここまで回数をかけるとかなりの期間も無駄にしてしまいますし、結果として最終的なコストはしっかりかかってきます。
どうしても痛みに弱くて医療では受けられないという方の脱毛手段と思っていただいた方がよろしいかと思います。

ただ、医療レーザーにも様々種類がありますので、1つの機械でダメだったとしても、別の機械でご案内可能な場合もございます。
また、照射方法、痛みの緩和方法にも様々な種類がございますので、必ずご相談してみてください。

3. 針脱毛

針脱毛(ニードル脱毛)は、毛穴に針を刺入れ、1本毎に電流を流すことで毛包を熱変性させ脱毛していく技術です。
どうしても1本毎の治療になりますので、1回での治療の範囲には限度があります。全身施術で1本毎に電流を流していたら1日あっても足りなさそうですね。
針脱毛は眉周りの細かい毛の脱毛を希望される場合や、全身においても数本しか生えない毛を無くしたい場合に選択されるとよろしいかと思います。

アスリート脱毛を検討する際の注意点

1. 施術を受けるタイミング

アスリートの方は大会に合わせてムダ毛をなくしておきたいと思います。
しかし、大会直前に脱毛してしまうと、火傷や毛嚢炎になってしまった場合、皮膚症状に加えて痛みや痒みが伴いますので、競技に集中できなくなってしまいます。
万が一火傷や毛嚢炎になってしまっても1か月程度あれば必ず痛みや痒みは治まります。
毛の抜け落ちも3週間かけて抜け落ちますので、1カ月後程度が一番肌の綺麗な時期に当たります。

そのため、一番綺麗にしておきたい予定日から1か月前の施術がベストなタイミングです。
屋外をメインに活動されている方は、どうしても日焼けを避けられない部位が出てくると思います。
夏のガンガン日焼けをされている時期はどうしても火傷のリスクが高まりますので、脱毛することができません。
そういった方は、冬~春の日焼けが一番落ち着いている時期にコンスタントにご来院頂いて脱毛を進めて頂くと、火傷のリスクを抑えながら脱毛を完了させることが出来ます。

2. クリニック選びのポイント

医療脱毛のクリニックは沢山ありますので、何を基準に選んだらいいか分からなくなってしまいますよね。
もちろんご予算があると思いますので、ご予算で希望の部位が何回できるのかもポイントだと思います。
医療脱毛と言っても機械の種類も豊富で、それぞれ機械の特徴が異なります。
それぞれのクリニックで取り扱いのある機械の特徴をよく確認し、ご自分の毛質、肌質などに合っているかしっかりご確認下さいね。

また、脱毛はリスクの伴う施術です。火傷・毛嚢炎・硬毛化に対してどのようなアフターケア・保証がついているのかしっかり確認しましょう。
脱毛は大変人気のある施術です。脱毛したいけど予約が取れない…という話を聞いたことがあるのではないでしょうか?予約を取りづらいクリニックもありますので、予約の取りやすさも事前に確認するポイントです。
当院では施術後の炎症を早く抑え、毛嚢炎のリスクも抑えるため、アーユルヴェーダのKAMAオイルを、施術後マッサージをしながら塗布しております。
これにより、毛嚢炎のリスクをかなり抑えることができていますし、脱毛後のマッサージがエステに来たみたいにリラックスできるとご好評いただいております。

また、身体に直接触れる剃刀は清潔で安心できるものがいいですよね。
当院ではマイシェーバーを作成しており、毎回自分専用の剃刀を使って施術する事ができますので、安心して施術を受ける事が出来ます。
このように+αでサービスを行っておりますので、そういった点もよくお調べ頂きクリニックを選ぶのが良いと思います。

3. アフターケアの重要性

アスリートの方は長期間お休みすることができない方が多く、脱毛翌日から汗をかいたり紫外線に当たったりテーピングを貼りっぱなしにしたりと、肌を酷使する機会も多いですよね。
その為、施術後のアフターケアは特に重要です。脱毛で熱を加えたことでも乾燥に傾きますが、それに加えて沢山汗をかいたり、紫外線に当たることでより肌が乾燥します。
乾燥していると肌のバリア機能が落ち、炎症の治りが遅くなります。当院では施術後十分に保湿を致しますが、数日ご自宅でのケアも必須となりますので、保湿の時間はしっかり取ってあげて下さい。

また、赤みがあるうちに紫外線に当たると赤みが色素沈着として残る可能性が高くなってしまいます。
屋外で活動される際は日焼け止めを塗り、可能な限り紫外線対策をされると良いです。

よくある質問

Q 屋外のスポーツをしており、日焼けをしていますが脱毛可能でしょうか?
A どうしても日焼けを避けることができない方は、冬から春の日焼けが落ち着く時期の脱毛をご案内しております。
当院では熱破壊式・蓄熱式の2種類の機械を保有しており、カウンセリング時、肌状態・毛の状態を診させて頂き施術可能な時期や機械の判断をしておりますので、是非ご相談下さい。

Q 大会に合わせて毛を無くしたいですが、いつ施術を受けたらいいですか?
A レーザーによる副作用や毛の抜け落ちる時期を考えると、ご予定日から1か月前に施術を受けておくと、当日綺麗な状態で迎えることができます。

Q 何日も休みをとれません。翌日から運動しても大丈夫でしょうか?
A 赤みや炎症がみられる場合は激しい運動は避けて頂きたいですが、どうしても避けられない場合は、施術後当日は控えて頂きたいので、運動が終わってからご来院ください。
翌日は調整可能でしたら、午後から動き出す等工夫して頂くとお肌を休める時間が出来ます。

Q 何日も休みをとれません。翌日から運動しても大丈夫でしょうか?
A 赤みや炎症がみられる場合は激しい運動は避けて頂きたいですが、どうしても避けられない場合は、施術後当日は控えて頂きたいので、運動が終わってからご来院ください。
翌日は調整可能でしたら、午後から動き出す等工夫して頂くとお肌を休める時間が出来ます。

まとめ

記事を読んでアスリート脱毛についてご理解いただけましたでしょうか。
アスリートの方は脱毛に様々なメリットを感じて脱毛される方が多いです。
ぜひパフォーマンス向上、ストレスフリーに競技に集中するために脱毛を始めましょう!
アスリートではなくとも、運動好きな方にとっても有益な記事に感じて頂けると嬉しいです

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